静的ファイルと CGI を分離して設置する: Serene Bach 3 β版編
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- 2008年12月29日(月)
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……多くの方がお待ちなのはプラグインなのだろうなぁと思いつつ、ファイル構成はサイト運営の基本なので、こっちを先に公開したりする次第です。
Serene Bach 3 も、配布されたままの状態で設置すると HTML ファイルと CGI ファイルが同じディレクトリ配下に格納されます。が、レンタル Web スペースの中には CGI を格納するディレクトリと HTML を格納するディレクトリを分けなければならないところもあります。本記事では、そういう Web スペースをお使いの場合に Serene Bach 3.x 版で CGI ファイルと HTML ファイルや画像ファイルを分けて設置する方法を説明します。
本記事の説明の適用が必要になるのは以下のようなケースです。
CGI ファイルは /cgi-bin 配下、HTML ファイルは /public_html 配下に格納してください
等、CGI ファイルと HTML ファイルを別に格納する必要がある旨明記されているサーバをお使いの場合。- 配布された状態のまま設置して install.cgi や admin.cgi にアクセスした時、管理画面に CSS や画像が全く反映されないサーバをお使いの場合。
なお、本稿を記述した時の最新版である b015 版現在、まだ本体にヘルプファイルが同梱されていません。上記の条件に当てはまるサーバーでは別途ヘルプファイルの設定も必要なはずなので、本記事の内容は 3.x の正式版に適用するには不完全になる可能性もあることをご承知おきください。ヘルプファイルの同梱が始まり次第、別途記事を書きたいと思います。
あと、これはどうでもいいことですが、2.x 版までこのコンテンツはデータと CGI を分離する
というタイトルでした。が、実際のところデータベースファイルと CGI は分離されていないので、今回タイトルを修正してみました。本当の意味でのデータと CGI の分離というか、ライブラリ共有にあたる設定についてはまた別途触れてみようかなと考えています。……ご要望があれば、ですが。